「最近、顔が疲れて見える気がする」
「目元や口元のたるみが気になる」
「なんだか老けたって言われた…」
40代になると、仕事も家庭も忙しく、どうしてもストレスを抱えがち。
実は、そのストレスが顔の老化を加速させているかもしれません。
そのカギを握るのが、コルチゾール というストレスホルモンです。
今日は、以下の内容を解説します
- ストレスと顔の老化の関係
- 40代男性ができる顔のたるみ・くすみ対策
- 表情筋トレーニングの効果
コルチゾールって何?ストレスで顔が老ける仕組み
ストレスがかかると、体は「闘うか逃げるか」モードになります。
このとき分泌されるのがコルチゾールというホルモン。
短期的には悪いものではありません。
- 血圧を上げる
- エネルギーを作り出す
- 免疫を調整する
しかし、慢性的にストレスが続くと問題 です。
コルチゾールが高い状態が続くと・・・
- コラーゲン分解が進む → 肌のハリが低下
- 皮膚の血行が悪化 → 顔色がくすむ
- 皮下脂肪の代謝低下 → 顔がむくむ・たるむ
- 皮脂分泌が乱れる → 肌荒れ
つまり、顔が老けて見える原因になるんです。
男性の方が顔老化に気づきにくい?
40代男性は女性に比べ、普段からスキンケア意識が低い人が多い傾向があります。
そのため、自分では老化に気づきにくいのが問題。
さらに男性は皮脂分泌が多く、若いころはそれが肌を守ってくれますが、
40代を過ぎると急激に皮脂量が減り、肌が乾燥しやすくなるのです。
「ある日、鏡を見たら急に老けた気がする…」
そう感じたら、それは長年のストレスや生活習慣が顔に現れているサインかもしれません。
顔のたるみ・くすみを防ぐ習慣
老け顔を防ぐには、次の2つのケアが重要です。
① ストレスを減らす or コントロールする
すぐにストレスゼロは無理でも、コルチゾールの分泌を抑える方法はあります
- 深呼吸を習慣にする
→ 呼吸で副交感神経が優位になりコルチゾール低下 - 睡眠をしっかり取る
→ 睡眠不足はコルチゾールを上げる - 運動をする
→ 軽い運動でストレス解消&血行促進
② 表情筋を鍛える
加齢で最も衰えやすいのは「表情筋」
これが衰えると、顔のたるみやほうれい線が目立ちます
実は、最近の研究でも
- 表情筋トレーニングが顔のたるみ改善に効果がある
(出典:皮膚科学ジャーナル2022)
という報告があります。
40代男性向け!簡単表情筋トレーニング
やることはたった1分!
朝の洗顔後、鏡の前で以下を実践してみてください。
「あ・い・う・え・お」運動
① 「あ」→ 口を大きく縦に開ける
② 「い」→ 口角をしっかり横に伸ばす
③ 「う」→ 唇を突き出してすぼめる
④ 「え」→ 口角を上げるように笑顔を作る
⑤ 「お」→ 口を縦に丸く広げる
→ 各1秒ずつ、3セット。
これだけで
- 顔の筋肉が動き、血行アップ
- たるみ防止
- むくみ解消
お金も時間もかからず、継続しやすいのがメリットです。
今日からできること
朝の洗顔後、1分だけ「あ・い・う・え・お」運動をやってみましょう!
やらない人と比べ、半年後の顔つきは確実に差がつきます。
おわりに
ストレスは避けられないものですが、
放っておくと顔にまで影響を及ぼします。
40代はまだまだ若い。
「疲れた顔」を防ぐために、今日からできるケアをぜひ始めてみてください。