「もっと頑張らなきゃ」
「今年こそ変わろう」
そんな言葉を、自分に何度言い聞かせてきたでしょう。
だけど、40代になるとふと感じませんか?
「頑張らなきゃと思うほど、動けなくなる」
「変わりたいのに、心がついていかない」
私も、何度も同じところでつまずいてきました。
でもあるとき、こう思ったのです。
「頑張らないほうが、人生は動くかもしれない」
今日は、そんなお話をそっと贈ります。
頑張ろうとするほど動けなくなる理由
私たちは、「頑張ることこそ正義」だと信じてきました。
でも、頑張ろうと決意したその瞬間から、心のどこかでプレッシャーが生まれます。
- 完璧にやらなきゃ
- 毎日続けなきゃ
- 成果を出さなきゃ
そして、それが苦しくて動けなくなってしまう。
「頑張る」という言葉には、実は重さが潜んでいる のかもしれません。
小さな「ゆるい習慣」が未来を変える
頑張ろうとする代わりに、私はあるときから「ゆるい習慣」を試すようになりました。
例えば→5分だけ片づけ
部屋を完璧に片づけようと思うと、一歩が重い。
でも
「5分だけ片づけよう」
そう決めると、なぜかスッと動けることがあります。
そして不思議なことに、5分で終わるつもりが、10分、15分と続いてしまうことも。
例えば→1ページだけ本を読む
「本を読まなきゃ」と思うと面倒でも
「今日は1ページだけ読もう」
と思うと、意外と読み進められる。
例えば→玄関を出るだけの運動
「運動を始めたい」と思うとハードルが高い。
でも
「玄関を出て外の空気を吸うだけでOK」
そう決めたら、自然と5分は歩いてしまったりする。
小さくても、一歩は一歩
人は変わりたいとき、つい「劇的な変化」を求めがちです。
- 大きな目標
- 厳しい計画
- 完璧な結果
だけど、本当の変化はいつも、ちいさな一歩からしか始まらない のだと、私は思うのです。
「頑張らない」ことは、怠けではありません。
それは、自分を大切にするための選択です。
今日からできること
もしあなたも今、変わりたいけれど動けずにいるなら
今日のちいさなおくりものは、こちらです。
《頑張らない行動リスト》
- 紙を一枚用意してください。
- 「やりたいけど面倒でできないこと」を3つ書きます。
- それぞれを、10分の1の小ささにしてみます。
たとえば
- 「毎日30分運動」 → 「玄関を出て深呼吸」
- 「本を1冊読む」 → 「1ページだけ読む」
- 「部屋を片づける」 → 「机の上のペン1本片づける」
頑張らないくらいの小さな一歩。
それが、未来を動かすはじまりです。
まとめ
「もっと頑張らなきゃ」その言葉に疲れたら、立ち止まってみてください。
「頑張らなくてもいい」
そのゆるさが、あなたを前に進ませる力になるかもしれません。
今日のちいさなおくりものが、あなたの心を少し軽くできますように。