やることは多いのに、なんだか心が満たされない
「ちゃんと休んだのに、疲れがとれない」
「やりたいことをしているはずなのに、楽しめていない」
「ToDoは消化してるけど、心が追いついていない」
そんなふうに感じること、ありませんか?
忙しい毎日に追われていると、「やらなきゃ」「やるべき」で頭がいっぱいになって、本当の「やりたいこと」がわからなくなってしまうことがあります。
今日の問いはこれです。
「それ、ほんとうに“やりたいこと”? それとも“やらなきゃ”と思い込んでる?」
「やりたいことリスト」が、いつの間にか“義務リスト”になっていない?
たとえば…
- 早起きして朝活 → 本当はゆっくり寝たい
- 英語の勉強をする → 本当は映画を観て癒されたい
- 自己投資でセミナーに参加 → 本当は静かなカフェでひとり読書したい
“いいこと”のはずなのに、なぜか疲れてしまうのは、「本音」と「義務感」がすり替わっているサインです。
義務感と本音を見分ける3つのチェックポイント
①「やったあと、心が軽くなるか?」
やり終えたときに「スッキリ」「うれしい」「満たされている」と感じるなら、それは“本音”の行動です。
でも、
- 「とりあえずこなした感」
- 「自己嫌悪はないけど、よろこびもない」
と感じたら、それは“義務感”の可能性が大。
②「誰に見せるためにやってるのか?」を問い直す
- 誰かに「意識高いね」と言われたいからやっている
- SNSで投稿したいからやっている
…という気持ちが少しでもあると、それは本当の意味で“自分の喜び”ではないのかもしれません。
あなたの人生は、誰のためのものでもないのです。
③「やらなかったら罪悪感があるかどうか」を観察する
やらなかったときに強い罪悪感を感じる行動は、義務感で動いている証拠。
一方、「今日はできなかったけど、また明日でいいや」と軽やかに思えることは、自然体でできる“本音からの行動”です。
本音に戻る、やさしいリストづくり
今日の夜、10分だけ時間をとって、自分にこう問いかけてみましょう。
「やると元気になることって、どんなこと?」
「“やらなきゃ”じゃなくて、“やりたい”からやることって何?」
- 静かな時間にコーヒーを飲む
- 好きな音楽を聴きながら散歩する
- 誰にも言わずに日記をつける
小さくていいんです。
あなたの心がちょっと明るくなる“本音のリスト”を、1つでも持っておくことが、人生の軸になります。
まとめ:「“ちゃんとやる”より、“自分らしくやる”を選ぼう」
義務感は一時的なエネルギーになっても、長続きはしません。
本音で動くことが、結果的に一番遠くまで行ける近道になります。
がんばるより、自分らしく。
急ぐより、味わって。
明日も、本音に正直に進めるあなたでありますように。