「このままの毎日で、ほんとうにいい?」
静かな週末。
少し立ち止まって、こんな問いが浮かんだことはありませんか?
「わたし、どう生きたいんだろう?」
仕事や家事に追われ、心が置き去りになりがちな平日。
でも、週末くらいは“自分の本音”に耳を澄ます時間を持ってみてもいい。
この1週間を通して整えた「心」「感情」「行動」「経験」「価値」。
そのすべてをつなぎ、“わたしの人生”を見つめ直すタイミングとして、
今日という日を使ってみませんか?
「本当はどう生きたい?」という問いが、人生を動かす
私たちはいつも、「何をするか」「何を選ぶか」には真剣です。
けれど、本当に大切なのはその前にある問い。
「どうありたいか?」
これは40代以降に特に大事になる視点です。
役割や肩書きだけではなく、“自分の存在”に立ち返る問い。
- わたしが大切にしたい価値観は?
- どんな人でありたい?
- どんな日々が心地よいと感じる?
それらの問いを持つことが、人生の軸をつくりはじめます。
「やること」ではなく「どうありたいか」で人生をつくる
やらなければいけないこと、社会の常識、周囲の期待…。
気がつけば、「やることリスト」に追われて、自分の“らしさ”を忘れてしまうこともあります。
けれど大切なのは、「どうありたいか」をベースに行動を選ぶこと。
Doing(やること) | Being(どうありたいか) |
---|---|
英語を学ぶ | 世界とつながる人でいたい |
SNSを更新する | 想いや経験を分かち合える人でいたい |
家計を整える | 自分に安心を与える暮らしをしたい |
“わたしらしさ”を生きるとは、
行動ではなく在り方を選ぶことなのです。
“わたしらしさ”を支える価値観を見つけよう(ワークつき)
3ステップでできる「価値観を知る」ワーク
Step1:心が動いた過去を3つ書き出す
(例:泣いた/怒った/嬉しかった/心が揺れた瞬間)
Step2:その出来事に共通する「キーワード」を見つける
(例:自由、安心、成長、つながり、正直さ)
Step3:あなたの価値観を一言にしてみる
例:「私は、自分にも他人にも誠実でいたい」
「私は、変化の中で成長する人生を送りたい」
この“価値観の言語化”こそが、
ぶれない「わたしの人生」をつくる土台になります。
小さな一歩から“わたしの物語”がはじまる
変わりたい。
でも、何をどう変えたらいいのか分からない。
それでも大丈夫。
人生は、大きな決断よりも“小さな一歩”の積み重ねで変わっていきます。
- 今日は、ゆっくり散歩をしてみる
- 昨日より少し早く寝てみる
- やってみたかったことを、5分だけ調べてみる
その小さな選択の先に、
「わたしだけの物語」が始まります。
人生を“心で選ぶ”ことが、わたしらしさを育てる
あなたにしか歩けない人生があり、
あなたにしか届けられない想いがあります。
未来の不安に振り回されるのではなく、
「今日のわたしが、どうありたいか」を軸に
小さく、でも確かに、一歩を踏み出してみましょう。
“わたしらしい人生”は、
すでにここから始まっているのだから。