〜「ちゃんとしなきゃ」に疲れたあなたへ〜
はじめに
いつも「ちゃんとやらなきゃ」「失敗できない」と思ってしまう。
周りからは「しっかり者」や「真面目だね」と言われるけど、
心の中では、いつも何かに追われているような気持ちになっていませんか?
この記事では、完璧主義にとらわれていた私が、少しずつ手放していけた体験をもとに、
「がんばりすぎない生き方」のヒントをお届けします。
完璧主義って、実は“やさしさ”の裏返し?
完璧主義の人って、実は…
- 誰かをがっかりさせたくない
- 期待に応えたい
- ミスで迷惑をかけたくない
そんなやさしさや責任感をたくさん抱えている人なんです。
だけど、それが行きすぎると…
- 自分にだけ厳しくなりすぎる
- 小さなミスでも過剰に落ち込む
- 頑張っても「まだまだ」と満足できない
知らないうちに、自分を追い詰めてしまう原因になってしまいます。
私が“完璧主義”を手放せた3つの気づき
① 「100点」をやめて「60点でOK」と決める
ある日、毎日のToDoが終わらないことに疲れきって、
「今日は60点でOKにしよう」と決めてみたんです。
すると、不思議なことに…
- 終わったことに満足できた
- 心に余裕が生まれた
- 「まぁいっか」と言えるようになった
60点を重ねることで、100点を求め続けるよりも、ずっと前に進めると気づきました。
② 人の評価を“絶対”だと思わないようにした
完璧主義の人ほど、「他人の目」が気になる傾向があります。
でも、他人の評価って…
- タイミングによるもの
- その人の価値観に過ぎない
- 自分の本質とは関係ない
って思ったら、少しラクになれました。
自分の価値は、自分で決めていい。
「今日はよくがんばったよね」って、まず自分が認めてあげることが最優先なんですよね。
③ 「頑張らないこと」が、周りへの信頼にもつながる
以前の私は「自分がちゃんとやらなきゃ」って全部抱えこんでいました。
でも、それって実は…人を信じてなかったのかもしれません。
手を抜く=悪いことじゃない。
任せること=信頼の証なんだと、ようやく気づけたんです。
すると、周りとの関係も変わっていきました。
「ありがとう」「頼ってくれてうれしい」と言ってもらえるようになったんです。
今日から試せる「完璧主義手放しワーク」
今日のチェックポイント
- 今日、どこで「完璧」を求めてた?
- その結果、疲れていない?
- 明日はどこか一つ「60点でOK」にできる?
完璧じゃなくていい。
不完全でも、自分らしくいることのほうがずっと心地いい。
おわりに
「ちゃんとしなきゃ」と頑張るあなたは、もう十分にがんばっています。
完璧じゃない日があっても、それはダメな日じゃありません。
「ほどよく手を抜く」ことは、自分を大切にすること。
そう思えるようになってから、私はずっとラクに生きられるようになりました。
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